私はただお酒を飲みたい

あつあつ燗……底辺社会人。お絵かきとアメコミ映画と特撮と猫が好き。うつ病治療中。日本酒は福寿と白鷹が好き。大体Twitterにいます。

私はただお酒を飲みたい…うつ治療中の社会人によるブログ

就職活動と私の話


 学生時代の私の就職活動は、たったの2社で終わりました。

 

 短大生だった私は大学に編入するよう母に諭されていたのですが、うつ状態と逃避で勉強せず、単位をギリギリ落とさない程度の学力でした。


「正直、編入は難しいね。就職したら?」


2回生の4月末、担任の教授に言われました。

編入しないと家を追い出すと母に脅されていたので、絶望的な現実でした。(就職後に困らないよう学をつけてほしいという思いからの発言だったのですが。)


就職の準備を何もしていなかった私は、慌ててスマホで調べ、6月になってとりあえず学校推薦で1社目を受けました。

自宅から2時間かかる工場でした。面接官は5人。

緊張する私をぶん殴るかのような厳しい顔で、30分間みっちりと尋問されました。

粗を探すかのように。

受かるわけがないと直感でわかりましたし、もう、ただただ恐怖しかなかったです。

数日後、合否の連絡すら貰えず、学校に確認してもらったところ、もちろん落ちていました。

 

2社目は、私がうっかり就職サイトでエントリーしてしまった会社でした。

参加必須の説明会はとっくに終わっていて、眼中になかった会社で、しかもその職種で就職したくなかったのですが、なんと直接電話がかかってきたのです。


「自宅近くに事業所がありますが、ぜひ面接を受けませんか?」

 

前回がトラウマで、とにかく早く就職活動から解放されたかった私は、その上手い話にふたつ返事で飛びついてしまいました。

面接は驚くほどスムーズに進み、2回で合格の連絡がきました。

ネットで調べると「その業界ではまだマシなほう」な会社で、「マシ」という単語を盲目に信じ込むよう自分に暗示をかけ、無理やり就活を終えました。

母に「あんたには向いてない」と猛烈に怒られました。
 

結果は、このブログの最初の投稿のとおりです。

うつ病で休職。笑えません。次の就職はかなり難しいでしょう。

 

なんとか頑張ってはいたのです。

私は融通が利かず、頭が悪いとわかっていたので、怒鳴られながらも必死で仕事を覚えました。

出来ないなりにとにかく真面目にメモをとって暗記し、1日ずつ仕事をこなし、実際そこそこ評価されていました。
ですが、対価が伴いませんでした。

給料と休日は法定スレスレ、みなし時間だらけ、残業地獄

おまけに、うちは委託会社だったのですが、委託者からは人権なんて無いくらいの扱いを受けていました。

今思えば、パワハラと言っても過言ではありません。

同じ社員の間でも、八つ当たりや怒鳴り、聞こえるように言う陰口は当たり前で、延々とストレスだらけでした。


頑張ったんです。

私なりに、とても、頑張って耐えていたのです。

けれど本能や身体は悲鳴をあげていました。

帰り道、何度も飛び降りようか悩みました。

横断歩道で暴走車に轢かれたかったですし、ウイスキーをストレートで流し込み、コードで首を絞めながら眠っていました。

そんな状態が数ヶ月続いていました。
 
経団連の方が「終身雇用を続けるのは難しい」と発言なさったそうですね。

そうでないところもあるとわかってはいますが、大抵の会社は無責任です。

下の従業員が死のうが、うつ病になろうが、くれるのは端金くらいです。

なら、雇用される側も無責任でいいのかというと、給料以上の責任を押しつけてきます。意味がわかりませんね。 
そういう会社に就職したのが悪いという意見もあると思います。

でも、そもそもそういった体制の会社が悪いんじゃないんですか? 
優良企業の就職倍率や求める能力なんて見たら、私みたいな低レベルの素材は挑む気すら起きません。

 

私はただ、ここで息をしていたいだけなのに、人生ってどうしてこんなに苦しいんでしょう。

世界は無責任で、理不尽で。

努力が足りないとか恵まれてるのにとか言われても、そんな誰かと私の環境は違う。
 

 


 この前、某大学の祝辞を全文読ませていただきました。


「頑張っても報われない人がいる」


こう仰ってくださる方がいて、話題に上がる日が来るということは、世間は変わろうとしているんだと思わせてくれます。

少なくとも私は希望を貰いました。

「頑張れば絶対に報われる」なんて成功者ばかりの希望論より、よほど納得できました。

そうか、やはり報われないんだと。

そして思いました。

報われないなりに、私は体力を養って、もがきながら生きてやろうと。

私、負けん気は強いんです。
 


私にとって、多くが報われない社会には絶望しかないです。

その絶望の隙間を、わずかな恵みを頼りに進むしか選択はありません。

でも、報われないのだと嫌というほど味わわされたこれらの経験は、いつか誰かの役に立ったらいいと願います。

その願いを、このブログには込めています。

 

どうか、私のような人が、いなくなりますように。